この記事では里帰り出産をしなかった夫婦が、話し合ったポイントや注意すべきポイントを紹介します!
- 妊娠中、妊活中の方
- 出産する病院を悩んでいる方
妊娠したら、里帰り出産をするか、しないかは、多くの妊婦さんや家族が悩むポイントです。
特に初めての出産の場合は、産後どれぐらいダメージがあるかも想像しにくいので、友だちに聞いたり、ネットで調べたり、何を注意して決めるべきか悩みますよね。
私たち夫婦は、二人で話し合って、里帰り出産をせずに出産することに決めました。
そのときに話し合ったポイントや、決め手になったポイントを紹介するので、里帰り出産をするか悩んでいる方や、パートナーと意見が合わない方はぜひ参考にしてみてください!
産後はお母さんのダメージが大きいので、お母さんの体調を最優先し、決めてみてください!
里帰り出産をするか、考慮すべきポイント
里帰り出産をするか、考慮すべきポイントを4点紹介します!
産後のケアはどの程度受けられるか
里帰り出産をするかどうか一番考慮すべきポイントは、お母さんは自宅か実家、どちらが楽に過ごせるか、ストレスなく体調を回復することに専念できるかです。
体調を回復するためには、家事や育児をこなしてくれて、安静に過ごせる環境が必要です。
パートナーが育休を取れない(取らない)場合、自宅で赤ちゃんの面倒を一人で見て、家事をこなすことは大変なので、その場合は里帰り出産をしたほうが体調は回復しやすくなります。
反対に、実家の両親が共働きや介護などで忙しく、里帰り出産をしてもあまりサポートを受けられない場合は、自宅で過ごすほうが体調を回復しやすいかもしれません。
パートナーが育休を取得し、家事などをこなせるのであれば、里帰りしなくても安心して体調の回復に専念できます。
パートナーが育休を取得し家事をこなせるか、実家の両親のサポートはどの程度かが、里帰り出産をするかどうかを決める、重要なポイントになります。
まずはパートナーが育休を取得するか、実家の両親はサポートしてくれそうか、確認してみてください!
産後うつは生後4カ月頃までが発症のピークとされているので、その期間のケアは特に重要です!
無痛分娩で出産できるか
出産時の痛みは多くのお母さんにとっての悩みで、無痛分娩に関心がある方も多いと思います。
2020年に厚生労働省が調査した結果によると、日本全体での無痛分娩の割合は8.6%と少なく、費用や対応できる産院が少ないことが原因とされています。
絶対に無痛分娩が良い、痛みに耐えれないと思ったときに無痛分娩ができる産院が良いという方は、自宅や実家の近くで無痛分娩に対応できる産院があるか確認が必要です。
都市部の方が無痛分娩に対応している産院が多いので、実家が地方にある方は要チェックです!
いざというときに無痛分娩を選択できる産院だと、安心して出産に臨むことができます!
里帰り出産をした場合の負担
里帰り出産をした場合の負担についても、考慮しておくことが必要です。
自宅から実家までの距離が車で1時間程度であれば、産前の健診も自宅から通い、出産ぎりぎりまで自宅で過ごすことができ、産後に自宅に戻る時もそれほど負担にはなりません。
反対に、飛行機で2時間+車で2時間かかる場合や、飛行機の乗り継ぎがある場合、産前や産後の負担は大きくなります。
34週頃から、出産する産院で健診としている産院も多く、産前1カ月+産後1カ月を実家で過ごすことになると、2カ月間はパートナーと離れ離れになります。
産後の体調のケアが優先ですが、産前産後の負担についても、考慮しておくことをおすすめします。
移動の負担については、お母さんだけでなく、子どもへの負担も考慮しておきたいですね!
子育てをパートナーとできるだけ一緒にしたいか
生まれてくる子どもはパートナーとの子どもなので、実家の両親ではなく、パートナーと一緒に子育てしたいという思いから、自宅での出産を選択する方もいます。
里帰り先が遠い場合、予定日付近は休暇を取って立ち会える可能性がありますが、予定日がズレると出産に立ち会えない可能性があり、出産前後の苦労も一緒に経験することが難しいです。
できれば、産後、パートナーと初めての子育てに一緒に苦労し、一緒に学び、同じ思い出を共有したいですよね。
一番重要なのは産前産後のケアですが、多少ケアが受けられないとしても、パートナーとの子どもを初めから一緒に育てたい場合は、自宅で出産ができる方法を検討してみてください。
youtubeなどで見ていても、実際に育児をするのはわけが違うので、里帰りをすると、スキルの面などは差が出ますね!
里帰り出産について私たちが相談した内容
私(ハル)は出産に立ち会って、初めから一緒に子育てをしたいと考えていたので、下記の点に気をつけて、パートナーと相談しました!
- 産前に陣痛が来たときに対応できるか
- 産後にお母さんの体調を最優先できるか
まずは、陣痛が来たときに対応できるかどうかが重要だと考えました。
陣痛はいつ来るかわからず、予定日よりも早く来る可能性があり、お母さんからすると不安も大きい部分です。
そこで予定日の2週間前から有休を取得し、少し早めに陣痛が来た場合でも対応できるようにしました。
2週間よりも前に来た場合でも、会社から自宅まではバイクで15分の距離なので、すぐに帰れるようにしていました!
産後は育休を4カ月取得し、産後のダメージがある程度なくなるまでは、家事や育児は全て行うつもりと伝えて、自宅での出産を不安に感じないように相談しました。
ここは口だけだと思われないように、普段から家事を行っておくと、相談しやすいと思います!
私たちの場合、私の趣味の料理以外の家事は、妊娠前からハルがほとんど行ってくれて、料理も作れるので、不安はありませんでした!
私たちの場合は上記のことから、産前産後の不安は里帰り出産をする場合と変わらなかったことと、実家近くで無痛分娩に対応している病院がなかったことから、自宅で出産することに決まりました。
相談するときに男性が注意したいこと
里帰り出産をするかどうかを相談するときに男性が注意したいことは、自分の都合で考えないこと、パートナーの体調や不安を最優先することです。
初めから育児に関わりたい、自分の子どもの成長を初めから見ていたい。
これは真っ当な意見だと思います。
我が子の成長は初めからずっと見ていたいですよね!
里帰り出産になると、距離にもよりますが、出産に立ち会えなかったり、1カ月に数回しか会えなかったり、大きくなっていることにびっくりしたり、自分よりも義両親の方が子どもに詳しいことにモヤモヤしますよね。
でも、出産日付近で休みが取れるかわからず、産院に送れるかわからない状況や、育休が取れずに一人で育児をしなければいけない場合、パートナーが不安を感じ、里帰りの方が良いかもと考えるのは当然です。
特に初めての出産であれば、より安心した環境で産後を過ごしたいと思うのは当たり前のことなので、
自宅で出産してほしい場合は、里帰り出産と同じぐらい、もしくはそれ以上に安心できる環境であれば、パートナーも納得してくれます。
なので、自分の都合や、家事や育児を積極的に行うなどの言葉だけでなく、この人と一緒に自宅で育児ができそう、安心してここで過ごせそうだと思ってもらえるように、出産前からの行動が重要です。
産院の送迎は陣痛タクシーなどもありますが、一人だと不安なので、誰かに付き添ってほしいという意見が多いです!
男性側が里帰りしてほしいというと、責任感がないのかなと疑われる可能性があります(笑)
里帰り出産の相談した内容のまとめ
里帰り出産について、考慮すべきポイントと、私たちが実際に相談した内容を紹介しました。
私たちは出産日や出産前後の時期を一緒に過ごせたことや、新生児期から育児を二人で経験できたことはとても良い経験だったので、できれば自宅での出産がおすすめです。
育児に対する不安や悩みを一緒に経験し、一緒に解決することで家族としての中も深まり、助け合い、お互いに感謝できると思うので、育休を取れない場合など、
里帰りしないとどうしてもしんどくなりそうという場合を除いて、なんとかなりそうだと思えるのであれば、里帰り出産をせずに対応できないか、パートナーと話し合ってみてください!
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