この記事では子どもを出産するおすすめの時期を紹介します!
- 妊活中の方
- 妊活を開始しようと考えている方
妊活を始めるとき、狙えるのであれば何月生まれにするのが良いか、気になるという方は多いです。
私は4月生まれで体が大きくなるのが早く、スポーツの面で有利だなと子どもながらに感じていたので、4月以降で出来るだけ4月に近い月が良いのかなという認識を持っていました。
そこで妊活前にいろいろ調べてみると、学力や体力、お金の面でも4月生まれが有利な情報がたくさん出てきたので、調べた内容を紹介します。
妊活を始めようとしている方、妊活中の方はぜひ参考にしてみてください!
年齢も妊娠のしやすさに影響するので、狙えるのであれば狙うぐらいの意識がおすすめです!
おすすめの出産時期
子どもを出産するおすすめの時期を、妊婦さん、子ども、お金の3つのポイントから紹介します!
妊婦さん目線のおすすめ時期
出産する時期を妊婦さんの目線で考えると、過ごしやすい気候の時期に出産するほうが、母体にかかる負担を減らすことができます。
例えば、3月~6月、10月~11月の暖房や冷房が不要な時期に出産するほうが、出産の移動の時にストレスなく移動できたり、出産後、ダメージの大きい体の負荷を軽減できます。
また、お腹が大きくなる時期も考慮するのがおすすめです。
共働きの家庭が多くなってきたので、産前休暇に入るまでは働いている女性が多くなっています。
テレワークのような働きやすい環境があればいいですが、会社に通勤しなければいけない場合、お腹が大きい時期に夏の暑い時期や冬の寒い時期が重なると、ただでさえお腹が大きくてしんどいのにさらに負担が増えます。
妊娠していなくても暑い日や寒い日の通勤は辛いので、妊娠中の負荷は大きいです!
妊娠7カ月頃からお腹が大きくなり、歩くのがしんどくなりました!
6週間前(42日前)から産前休暇なので、3月生まれや10月生まれの場合は、お腹が大きい時期に夏の暑い時期や冬の寒い時期と重なり、通勤の負担が大きくなります。
お腹が大きくなる時期や、出産後の母体に負荷がかからない時期を考慮すると、4~6月生まれがおすすめです。
子ども目線のおすすめ時期
子どもの視点から出産月のおすすめを考えると、できるだけ4月に近い方が良いというデータがあります。
奈良女子大学の調査では、4月~6月生まれのJリーグの選手は全体の34.7%、プロ野球選手は32.8%に対し、1月~3月生まれの選手はJリーグは14.6%、プロ野球選手も14.2%になっています。
東大に関しても、4月~6月生まれが多いというデータがあります。
ここまで差があると、影響がありそうだなと感じます!
特に幼少期は生まれてからの期間が短いので、4月生まれと3月生まれの11か月の違いが大きく影響します。
小学校1年生の4月時点で比べると、4月生まれの子どもは84カ月、3月生まれの子どもは73カ月、11カ月の差があり、割合にすると15%程度になります。
そして、幼少期に他人と比較して身に付いた自信や劣等感は中学や高校、大人になっても影響します。
3月生まれと4月生まれで入学した高校の偏差値を比べると、4.5も違ったという東京大学の調査があります。
また、早生まれ(1月1日~4月1日)の人は、30~34歳の所得が4%低くなるという研究報告もあります。
もちろんすべての人に当てはまるわけではないですが、早生まれと遅生まれは少なからず影響があるという認識を持ち、可能であれば4月~6月生まれを狙って妊活を開始するのがおすすめです。
2人の年齢や妊娠のしにくさなどを考慮して、妊活を開始する時期を調整してみてください!
お金を考慮したおすすめの時期
お金の視点で見ると、早生まれだと児童手当と扶養控除の点で不利になります。
まず児童手当について、支給対象は中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)となっています。
2023年12月時点の情報で計算しています!
児童の年齢 | 児童手当の額(1人当たり月額) |
3歳未満 | 15000円 |
3歳以上 小学校修了前 | 10000円 (第3子以降は15000円) |
中学生 | 10000円 |
3月生まれの場合、中学生としてもらえる月が4月生まれに比べて11か月減ってしまうので、11万円の違いがあります!
出生月 | 児童手当支給総額 |
4月生まれ | 2,085,000円 |
5月生まれ | 2,075,000円 |
6月生まれ | 2,065,000円 |
7月生まれ | 2,055,000円 |
8月生まれ | 2,045,000円 |
9月生まれ | 2,035,000円 |
10月生まれ | 2,025,000円 |
11月生まれ | 2,015,000円 |
12月生まれ | 2,005,000円 |
1月生まれ | 1,995,000円 |
2月生まれ | 1,985,000円 |
3月生まれ | 1,975,000円 |
また、扶養控除は対象年齢が「12月31日時点の年齢が16歳以上の人」となっています。
そのため早生まれの子どもの場合、高校一年生時は児童手当がなく、扶養控除もできません。
22歳のときに扶養控除を受ければいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、22歳は社会人になって扶養から外れていることが多く、控除も受けられなくなります。
具体的には22歳時の特定扶養親族の控除額、63万円が受けられなくなるので、年収600万円で10万円程度になります。
扶養者の年収が600万円で子どもが3月生まれの場合は、児童手当と扶養控除の金額を合わせて20万円程度の損となります!
お金の面で、3月生まれは損をすることが多いです!
また、育休を取得する場合は賞与月がおすすめです。
賞与の社会保険料免除は、賞与をもらう月の末日を含んだ、連続した1カ月を超える育児休職等を取得した場合に免除されます。
例えば6月が賞与月の場合、6月30日を含み、かつ1カ月を超える休職が必要です。
この場合の1カ月を超えるは何日間ではなく暦で判断するので、6月1日が育休開始の場合は7月1日まで休職すればOKです!
賞与は金額が大きくなる分、社会保険料も高くなるので、賞与の社会保険料を免除できれば、1カ月育児休職を取得して、給付金で手取りが少なくなった分を補填できる可能性があります。
賞与は6月と12月に支給する企業が多いので、その付近が出産日の場合は、賞与の社会保険料が免除になるように育休を取得するのがおすすめです。
私たちの子どもは大きく、予定日が1週間早くなって6月29日になったので、早くも親孝行してくれたような気分になっています(笑)
4月生まれの筆者が思う遅生まれのメリット
私は4月生まれで、特にスポーツの面(野球)で得をした経験があるので、私が思うメリットを紹介します!
一番メリットに感じたことは、体が大きくなるのが他の人に比べて早かったことです。
中学1年生の入学時は150cm程度でしたが、中学2年生の秋ごろには175cm、中学3年生の春ごろで178cm、現在は179cmなので中学2年生の時には体がほぼ出来上がっていました。
成長が早いことのメリットは、それだけ上手くなる段階も早くなり、強豪校に声をかけてもらう機会が多くなります。
一部のエリートの選手を除いて、2年生の秋ごろからスカウトの方が試合を見に来て、推薦など、声がかかり始めます。
そのため、そのときに体が出来上がっている(上手い)ほうが、スカウトの方の目に留まり、推薦をもらえる可能性が高くなります。
3年生になってからでもいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、高校野球の強豪校は推薦でしか野球部に入部できない場合や、人数制限がある場合があります。
私が中学生の頃は大阪桐蔭で25人程度、履正社で17人程度、最も少ない智辯和歌山で11人程度と言われていました!
私も上記の高校(1校)からスカウトしていただきましたが、野球の実力はもちろん必要ですが、上手くなる時期の影響もかなり大きかったと思います。
中学3年生の夏ごろに体が出来上がっても、そのときに行きたい高校の枠が空いてなければ入ることはできません。
中学3年生の夏ごろから、身長が伸びだしたチームメイトもいました!
高校ですべてが決まるわけではありませんが、高校3年間の環境(指導者やチームメイト)はとても重要です。
子どもがスポーツをするかはわかりませんが、より良い環境で学ぶ可能性を少しでも上げられるのであれば、子どもは4月~6月生まれになるように妊活をして、できなければ1年遅らせることも考えていました。
少なからず影響があるのであれば、親の都合で出産時期を選ばないほうが良いかなと私たちは思いました!
出産時期を調整できるのであれば、4月~6月生まれがおすすめ!
子どもを出産するおすすめの時期を紹介しました。
結婚時の平均年齢が高くなり、高齢出産も増えているので、時期なんて気にしてられない!という方もいるかと思いますが、子どもの将来に影響するだけでなく、出産するお母さんにも時期を狙うメリットはあります。
私たちは4月生まれを狙って、3月生まれになることは避けたかったので、5月頃が出産時期になる頃から妊活を開始しました。
もちろん、早生まれを否定する気はありません。
ただ、妊活前に調べてみると上記のようなデータを見つけて、自分の実体験を考慮して二人で相談した結果、私たちは年齢的にも翌年にずらすことが可能だったので、かなり意識しました。
幸い妊活は比較的短い月数(4カ月)で終わりましたが、なかなか子どもができなければ、時期を気にせず、毎月妊活をしていたと思います。
このあたりは年齢や仕事の環境なども影響すると思いますので、狙える場合は4月~6月生まれを狙って、ぜひ妊活を行ってみてください!
同棲生活や妊娠・出産に関する記事を書いているので、他の記事もぜひ参考にしてみてください!
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