この記事では20代の新婚夫婦が、妊活で試して良かったことや気をつけていたことを紹介します!
- 妊活を始める方
- 妊活中の方
- 妊活に悩んでいる方
結婚して子どもを作ろうとなり、妊活を始めたけどなかなかできない方は少なくありません。
思ってたよりできにくいな、タイミングさえ合わせればすぐにできると思ってた。
私たちも初めはそんな意識でした。
学生の時に望んでいない妊娠をしてしまう人がいるぐらいなんだから、タイミングを計ればすぐにできるんじゃないかな?
そんな意識さえありましたが、妊活を始めてから色々調べ、タイミングを計ってもできる確率は20%程度と知った時は驚きました。
私たちは4カ月目で子どもを授かることができましたが、1年、2年と妊活を続ける方も珍しくありません。
デリケートな話ですし、友達や職場の同僚にも話を聞きづらく、相談しにくいという方もいると思います。
そこで今回は私たち夫婦が、妊活前に確認しておいた方が良いことや妊活中に気をつけていたこと、試してみて良かったことを紹介します。
妊活中の方だけではなく、妊活前の方にもおすすめの内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
妊活後に調べて、知っていれば良かった!と思った内容も紹介します!
妊活の記事は他にもあるので、ぜひパートナーと一緒に読んでみてください!
妊活を始める前に確認しておきたいこと
まずは妊活を始める前の準備として、確認しておきたいことを紹介します!
子どもができる体かどうか
そもそも子どもができる体かどうか、確認したことが無い方も多いと思います。
健康状態の検診は受ける方もいますが、ブライダルチェック、いわゆる婦人科検診はなじみがない方も多いです。
ブライダルチェックは女性がメインで考えられていますが、男性も検査でき、以下の内容を検査できます。
- 感染症検査
- 血液検査
- 超音波検査
- AMH検査(卵巣予備能検査)
- 精液検査 など
子どもができる体なのか、できにくい体なのかなど、気になる項目を検査できます!
子供が欲しいと思い、いろいろ調べながら妊活をし、できない時期が長く続くとお互いに体力と気力が消耗します。
子供のためだけの行為ではないですが、子どもができない体であればタイミングを気にすることなく、自由な時にできます。
子どもを授かりたいと思うのであれば、初めに検査し、できる体か確認しておくと、自分のためだけではなく相手のためにもなります。
男性が原因の不妊も50%程度あるとWHO(世界保健機関)の調査で報告されているので、男性のみなさんもぜひパートナーのために一度検査してみてください。
私たちは血液検査や超音波検査、AMH検査、精液検査は病院で行い、感染症の検査は保健所(無料)で検査しました!
ブライダルチェックはカップルや夫婦で受けられる病院があるので、一緒に行くのもおすすめです!
風疹の免疫があるか
妊娠中の女性が妊娠20週頃までに風疹に感染すると、生まれた赤ちゃんが難聴や白内障になってしまうおそれがあります。
妊娠初期に感染するほど障害を持つ可能性が高くなり、妊娠1カ月の場合は50%以上、2カ月の場合は35%以上と言われています。
かなり高い確率ですよね。
昭和37年度(1962年度)から昭和53年度(1978年度)生まれの男性以外の方は、公的な予防接種を受けている可能性が高いですが、免疫がついていない可能性があります。
風疹の予防接種は生ワクチンのため、妊娠してからでは予防接種を受けることができず、ワクチン接種後2カ月間は子どもを作ることができません。
妊娠後に風疹の免疫を持っているかの確認検査はできますが、免疫がなかった場合は風疹に特に気をつける必要があるので、妊活を始めるときに検査しておくことをおすすめします。
私たちは妊娠後に検査し、免疫があることがわかりましたが、妊活前に検査しておいた方が安心だなと思いました!
風疹の他にも子宮頸がんなど、妊娠に大きい影響を与える病気は検査しておくと安心です!
いつまでに何人ほしいのか
パートナーといつまでに何人ほしいのか、話し合っておくことも重要です。
子どもを作るとなると、お金もそれなりにかかりますし、時間も必要になってきます。
女性は産前や産後の休暇が必要ですし、男性も育休を取得する場合は仕事の調整や、転職をいつするのかなど、タイミングを考慮する必要があります。
転職してすぐに育休を取得すると、会社や仕事に慣れるまでに時間がかかったり、人によっては悪い印象になってしまう可能性もありますよね。
女性の負担が大きいので、仕事の都合や体調、年齢などを考慮し、35歳までに2人欲しいから30歳ぐらいで1人目など、子どもの人数から逆算して考えることが重要です。
予め相談しておくと、お金の面でも計画が立てやすくなるので、早めに話し合っておくのがおすすめです。
予め話し合っておくことで、男性側も仕事の調整がしやすくなり、育休も取得しやすくなりますね!
子どもができた時のために便利な家電を揃えたり、男性に家事を任せられるようにしたり、準備もしやすくなります!
何月に産むのが良いのか
何月生まれを狙うかは、妊婦さんの視点と子どもの視点、2つの視点から考えてみることが重要です。
妊婦さんの視点で考えると、出産の時期が暑い夏や寒い冬になると負担が増えます。
過ごしやすい気候の時期に出産できると、母体にかかる負担も少しは減らせるので、その時期を狙うのも一案です。
子どもの視点で考えると、できるだけ4月に近い方が良いというデータがあります。
これはなんとなく想像ができると思うのですが、4月生まれと3月生まれでは1年間の差があるので、体力面や学力の面でも差がつきやすくなります。
プロ野球選手やサッカー選手、東大生の生まれ月は4~6月が多いというデータがあります!
子どもはテストの点数や身体測定など、周りの友達と比較する機会が多く、自分の方ができた!と成功体験を重ねられると、自信を持つことができます。
また、金銭面でも児童手当は中学校卒業までと決まっているので、3月生まれに比べて4月生まれは11カ月分多く手当をもらえることになります。
出産の年齢が上がってきているので、時期を狙って妊活することが難しい場合もありますが、子どもへの影響が少なからずあるので、できれば考慮したいですね。
狙い通りに妊娠することは難しいので、他の条件も考慮しながら、時期をパートナーと相談しましょう!
妊活で気をつけていたこと
私たちが妊活中に、子どもができやすくなるように、パートナーと嫌な空気にならないように気をつけていたことを紹介します!
妊娠しやすいタイミングに性行為を行う
妊娠が目的の性行為であれば、いつしても意味があるわけではなく、排卵日を狙う必要があります。
卵子の寿命は24時間、精子の寿命は1日~2日、元気な精子であれば5日程度と言われています。
排卵日は基礎体温を測ることである程度の予測はつきますが、正確ではないのと、最も妊娠しやすいのは排卵日の2日前、次いで排卵日の前日となっているため、排卵日付近で2回~3回の性行為が必要になります。
私たちは排卵予定日の4日前、2日前、予定日を狙い、タイミングが合わない場合は、5日前、3日前、1日前としていました!
排卵日は病院で検査して予測することもできますし、排卵日予測検査薬を使えば、家で予測可能です!
ただ、共働きが当たり前になってきているので、平日も含め週2~3回の性行為は体力的にも時間的にも難しい場合があります。
お互いに負担にならないことを第一に、子どもができる確率の高い日を狙うのがおすすめです。
私たちは残業する日はある程度コントロールできるので、タイミングは合わせやすかったです!
排卵日の予想ができる、基礎体温を測る婦人体温計は、計測した体温をアプリにアップロードしてくれるタイプがおすすめです!
タイミングの伝え方
妊娠するにはタイミングが重要ですが、タイミングがわかるのは女性だけなので、男性に伝えるのが難しいです。
そのままでは伝えにくいし、かといってタイミングを逃したくないし、悩む女性も多いと思います。
言葉で伝えなくても伝わる方法があれば、お互いに気を遣いすぎることなくタイミングを合わせられるので、伝えにくさを感じている方は排卵日がわかるアプリや、スケジュールのアプリなどを共有するのがおすすめです。
私たちはスケジュールを共有していたので、マークをつけてタイミングを計っていました!
面と向かって伝えるよりも、スケジュールに入力するほうが気持ち的に楽でした!
意識しすぎに注意する
タイミングが決まっていると、この日にしなければいけない!、今日しなければいけない!という意識が強くなり、義務感や作業感が強くなります。
今日しなきゃ!という意識の中での性行為は、お互いにリラックスしづらいですが、男性は特に注意が必要です。
男性の勃起機能は副交感神経優位のリラックスした状態になる必要があり、今日しないと!と意識すればするほどリラックスできなくなります。
妊活時だけ勃起しづらくなる、小作りED、タイミングEDも少なくないので、お互いがリラックスできる状態を作ることを意識したいですね。
私はタイミングを逃したくなかったので、シアリスというED治療薬を購入し、もしもの時のために備えていました!
パートナーを責めない
健康上に問題がないカップルでも、1周期(約1カ月)で妊娠する確率は20%~30%だと言われています。
それだけ確率が低いことなので、半年、1年できないことも多々あります。
職場の同僚は1年間できずに悩んでいましたし、私の姉は体外受精で子どもを授かりました。
できにくい原因が自分にあると思いたくなくてパートナーのせいにしたり、どうせできないなどの投げやりな発言は、パートナーを深く傷つけてしまいます。
できない原因が明らかではない時に、パートナーのせいにしてしまうと、信頼関係も無くなってしまいます。
できない時期が続くと、自分だけではなく相手も気にしているので、お互いに思いやりを持って接することが重要です。
出来ない期間が続くと、相手に原因があるのでは?と考えてしまうので、予めブライダルチェックは受けておいた方が良いです!
妊活でしんどかったこと
私たちが妊活中に、しんどいな、辛いなと思ったことを紹介します!
タイミングを意識しなければいけない
やっぱりタイミングを意識して性行為をするのは、義務感が強くなり、精神的にしんどい時期がありました。
1カ月目、2か月目であればそこまで意識せずにできましたが、3カ月目ぐらいから、意外とできないな、本当にできるのかな?など、少しずつ懐疑的になってしまいます。
あまり意識しないのが良いですが、それは難しいと思うので、私たちは妊娠できなかった場合のメリット(楽しみ)を作ることにしました。
年齢が20代ということもあり、今年中にというよりは子どもの出産月を優先していたので、4月~9月生まれにならなければ翌年度に持ち越し、妊娠中や出産後は行きにくい海外旅行に行くことを計画していました。
妊活で喧嘩が増えるカップルも多いので、自分たちに適した意識しすぎない方法や、できなかったときの楽しみを作るのはおすすめです。
私たちはありがたいことに4カ月で授かることができたのと、楽しみを作っていたので、嫌な雰囲気になることはありませんでした!
子どもができなかったときに落ち込む
妊活中は特に女性の方が落ち込みやすくなります。
妊活をして今回はなんとなくできた気がすると希望を持ち、生理予定日付近になるとそわそわして、基礎体温を見て一喜一憂し、生理が来たら落ち込む。
妊活中はそんな日々が続きます。
期待しすぎるのは良くないんですけど、それでも今回はって、毎回思ってしまうんですよね。
年齢的に余裕がある方は気持ちにも余裕があるので、落ち込みは軽度かもしれませんが、年齢的にも早く子供を作りたい方は気持ちが焦る分、落ち込みも深くなります。
気にしすぎてストレスにならないほうが良いとはわかっていても、ネットで体調の変化を調べたりして、できたかな?違うかな?と気になります。
私の場合は妊活中には食べられないご飯を食べたり、お酒を飲んだり、子どもができなかったからできる事をやると、少し気持ちが和らぎました。
大人だけしか入れないレストランやホテルを利用するのもおすすめです!
周囲の妊婦さんが気になる
子どもが意外とできにくいなと意識し始めたぐらいで、妊娠している同僚や、街中の妊婦さんが気になりだしました。
あの人妊娠したんだ。とか、あの夫婦は妊娠できたんだ。とか。
検査してできる体のはずなのに、なんで自分にはできないんだろう。
妊娠する確率は20%程度だとわかっていても、どこかにできない原因があるんじゃないかと気になってしまいます。
私たちは結婚して1年たたずに授かれたこともあって、家族や周囲から、子どもは?と聞かれることはなかったですが、妊活が長く続けば、悪気のない方の声も気になりだすと思います。
周りと比較してもしょうがないとはわかっていても、それでも気になって辛い気持ちになってしまうものなんだなと感じました。
妊活中のおすすめの食生活
妊活中の食べものは、健康な赤ちゃんを産むうえでとても重要なので、摂取したい栄養や、注意したい食べものを紹介します!
妊活前から摂取したい葉酸
妊活中はバランスの良い食事を心掛ける人がほとんどだと思いますが、妊活前から気にしていた方が良い栄養素が葉酸です。
妊娠初期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの神経系の発達に影響することが報告されています。
葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖生涯という、胎児の先天異常を発症するリスクを抑えると言われています!
産婦人科のお医者さんからも、葉酸は摂取してくださいと言われました!
赤ちゃんの神経は妊娠4~6週あたりから13週にかけて発達するとされています。
妊娠が発覚する頃は妊娠1ヶ月(4~5週)を過ぎていることが多く、その頃から意識して葉酸を摂取しても、葉酸が不足したまま赤ちゃんの神経が発達する可能性があります。
食材のみで必要な葉酸を摂取するのは難しいので、厚生労働省も推奨しているとおり、サプリなどから摂取することをおすすめします。
葉酸サプリは種類が多いので、葉酸の他に摂取できる栄養素や、継続しやすい価格などを考慮し、購入してみてください!
私はどのサイトでも評価の高かった、ファンケルやmiteteのサプリを飲んでいました!
アルコールやカフェイン
妊娠中の飲酒は流産や早産、胎児の形態異常や脳障害などを引き起こす可能性があるとされています。
カフェインは少量であれば問題がないとされていますが、過剰に摂取すると、胎盤の血流に影響を与え、発育不全などのリスク増加を示す報告がされています。
どちらも妊娠がわかった段階から気をつける方が多いですが、妊娠が発覚するのは4週目~5週目が多いので、妊活中から避けておいた方が安心です。
週14杯以上(1杯はビール330mlが目安)飲酒する方の妊娠率は18%低下したと報告しているデンマークの研究もあるので、私はどちらも妊活中から避けていました。
妊娠に与える影響がわからない部分も多いので、出産が終わってから存分に楽しむことにしました(笑)
生肉や生卵
生肉にはトキソプラズマという寄生虫が付着している可能性があり、感染した場合は妊娠初期ほど重症化しやすく、流産を起こす可能性があります。
生卵は禁止されているわけではありませんが、殻などにサルモネラ菌が付着していると、食中毒にかかる可能性があります。
日本の卵は洗浄や消毒をされており、食品安全委員会が調査したところ、10万個の卵のうち、汚染されていたのは3つだけで、確率は0.003%程度だったようです。
可能性は低いですがリスクがないわけではないので、避けることを推奨している意見が多いです。
生卵は確率が低いこともあって、避けるべきという意見と問題ないという意見、どちらの意見も見られました!
絶対にダメというよりは、確率は低いけど万が一のことがあるので、避けたほうが良いという感じです!
目的を失わずにパートナーと協力して妊活を!
私たち20代夫婦が妊活で気をつけていたことなどを紹介しました。
妊活は長期になる可能性もあるので、パートナーと意識を合わせることが重要です。
意識に差があると、パートナーが協力的でないと感じたり、自分だけが頑張っている意識になり、不満やストレスが溜まります。
幸せな家庭を築くために子どもがほしい、そのための妊活なのに、カップルがケンカしていると本末転倒です。
何のために妊活するのか、目的を失わずに幸せな妊活ができるように、お互いが思いやりを持って接してみてください。
相談する人がいなくて困っている方は、都道府県に設置されている相談室なども利用できます!
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