この記事では、新生児のモロー反射を防ぎ、睡眠時間を長くしてくれると言われているスワドルについて紹介します!
- 赤ちゃんがなかなか寝なくて困っている方
- スワドルを購入するか迷っている方
赤ちゃんがどのぐらい寝るかは、育児のしんどさや、お母さんお父さんの疲労度に大きく影響します。
「ネットで調べてみると、平均16時間程度寝るって書いてあったから、新生児はよく寝ると思ってたけど、昼も夜も全然寝なくて、心身ともにしんどい。」
「寝たと思っても、10分ぐらいですぐに起きてしまう。」
そんな悩みを持っている方に一度試してみてもらいたいのが、新生児の睡眠時間を長くしてくれる可能性があるアイテム、スワドルです。
本記事では、実際にスワドルを使ってみた感想や、効果を感じたタイミングを紹介しますので、赤ちゃんの睡眠で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
私たちの子どもは、スワドルのおかげでまとまって寝てくれるようになったので、とてもおすすめです!
生後3カ月(90日)頃から、モロー反射が少なくなり、スワドルがなくても、長時間寝られるようになりました!
スワドルの効果
スワドルは主に3つの効果が期待できます!
安心感を与えられる
スワドルで全身を包むことで、お母さんのお腹の中にいた時に近い感覚を赤ちゃんに与えることができるとされています。
赤ちゃんに安心感を与えることで、落ち着いて眠ることができ、睡眠時間が長くなることが期待できます。
見た目には窮屈そうなイメージを持ちますが、赤ちゃんにとっては安心できるそうです!
モロー反射によって目が覚めるのを防ぐ
モロー反射は、外部からの刺激に対して、赤ちゃんが自分の意思とは関係なく反射的に起こす動きのことで、音などに反応し、両手を広げて何かに抱きつくような動作をします。
生後4カ月頃までの赤ちゃんに見られる反応ですが、スワドルを着ていると、両手を広げようとしても抑制してくれるので、モロー反射によって起きる確率はかなり低くなります。
動きとしてはかなり可愛いのですが、自分の動作にびっくりして起きてしまうので、困ります(笑)
赤ちゃんが短時間で起きる場合、ほとんどモロー反射によって起きていると感じましたが、スワドルを着せるとほぼ起きなくなりました!
自分の手で顔を傷つけることを防げる
赤ちゃんの爪はすぐに伸びるので、気づいたら長かったということはよくあります。
ミトン(手袋)などを使って顔をひっかかないように防ぐ方法もありますが、ミトンは外れやすいため、スワドルを着せて保護できると、顔を傷つけず、眠りやすくもなるのでおすすめです。
安心感とモロー反射がメインの効果で、顔を傷つけることを防ぐのは、おまけのような効果です!
スワドルを使った感想と使うタイミング
私たちの子どもはスワドルと相性が良かったのか、スワドルを着せることで、まとまって寝てくれる確率はかなり高くなりました。
ただ、赤ちゃんが眠そうにない時やギャン泣きをしている時に落ち着かせて眠らせるというアイテムではなく、眠りに入った赤ちゃんの睡眠時間を長くしてくれるアイテムというイメージです。
個人差にもよると思いますが、私たちの場合は30分ぐらいで起きていた赤ちゃんが、2時間~3時間ぐらい寝てくれることが増えました!
使うタイミングとしては、赤ちゃんが眠りに入りそうなタイミングの少し前に着せておくのがおすすめです。
例えば、授乳やミルク終わりにうとうとすることが多い赤ちゃんの場合は、授乳前に着せておき、授乳をしてゲップをさせて、そのまま寝てくれれば、長い時間寝てくれる可能性が高くなります。
スワドルを着せるときに起きてしまうこともあるので、眠りに入るタイミングの少し前に着させておくのがおすすめです!
私たちの子どもの場合、新生児の時から日中は1~2時間しか寝てくれず、21時~6時のタイミングで寝ることが多かったので、日中はスワドルはほとんど着せずに、夜の間だけ着せていました。
習慣づけも大事だと思うので、起きている時間ではなく、眠りに入りやすい時間帯に着せる習慣も大事かなと思います!
おくるみよりスワドルがおすすめ
一般的にスワドルは、日本語のおくるみと同じ意味ですが、一般的におくるみは赤ちゃんを包むための布を指すことが多く、用途しては同じようなアイテムです。
なので、おくるみを購入するかスワドルを購入するか、迷われる方が多いと思いますが、私たちのおすすめはスワドルです。
おくるみの場合、巻くために慣れが必要で、赤ちゃんが動いていると巻きにくいことがあります。
スワドルの場合、ジッパーを上げるだけなので、おくるみよりも難易度が低く、赤ちゃんがバタバタと動いていても、比較的簡単に着せることができます。
また、ジップは下からもあげることができるので、スワドルを脱がさずにおむつを交換でき、寝ている赤ちゃんを起こさずにおむつを替えることも可能です。
おくるみであれば、おむつ替えの時は毎回脱がせる必要があるので、スワドルのほうが楽です!
スワドルアップはきつめなので、少しゆったりめに着せたい場合はこちらの商品がおすすめです!(私たちの愛用品です)
スワドルを使うときの注意点
スワドルを使うときの注意点を紹介します!
夏場は熱がこもりやすいため、室温に注意
スワドルは通気性の良いタイプもありますが、それでも夏場は通常よりも1枚多く着せることになり、熱はこもりやすくなるので、室温の調整は重要です。
赤ちゃんは体温の調節機能が未熟で、変化に敏感なので、せっかく寝たとしても暑い環境であれば不快感で起きてしまうため、夏場はクーラーを使って、室温を調整したうえで使用するのがおすすめです。
定期的に背中が汗ばんでいないか、足裏が熱すぎないかを確認し、赤ちゃんが暑がっていないかを確認してみてください!
寝返りをする時期になったら腕が出るタイプのモノに変更する
赤ちゃんは一般的に、生後3~4カ月頃に寝返りをするようになると言われています。
スワドルを着た状態でうつぶせになると、赤ちゃんが自由に動けないため、うつぶせ寝による窒息などのリスクが高くなります。
また、生後4か月~6カ月頃にモロー反射がなくなるとされているので、両腕をスワドルの中に入れておく必要もなくなります。
お母さんのお腹の中にいた時に近い感覚を赤ちゃんに与えることができる効果はあるので、寝返りができるようになったら、腕が出せるタイプのスワドルに変更が必要です。
腕の部分を取り外せたり、開く使用になっているタイプのモノがあります!
サイズ感が重要なので、大きくなったら買い替えるほうが効果が期待できます!
スワドルの効果や注意点まとめ
新生児の睡眠時間を長くしてくれる可能性があるアイテム、スワドルについて紹介しました。
実際に使うまでは私たちも本当に効果があるのか疑っていましたが、使ってみると、スワドルのありなしで育児のしんどさが大きく変わりました。
値段も5,000円以内で手軽に購入できるので、赤ちゃんの睡眠で悩んでいるお母さん、お父さんはぜひ一度使ってみてください!
値段が安いので、赤ちゃんが寝なくて悩んでいる方は、試してみる価値はあると思います!
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