この記事では、生後4か月の赤ちゃんとの初フライトの感想や、おすすめの座席、注意点を紹介します!
- 赤ちゃんとのフライトが心配な方
- おすすめの座席を知りたい方
- 飛行機に乗る時の注意点を知りたい方
赤ちゃんとの飛行機はいつだってドキドキしますが、初フライトであれば特に心配になりますよね。
体調は悪くならないかなとか、ギャン泣きして迷惑にならないかなとか、赤ちゃんはコントロールができない部分が多く、どれだけ準備しても心配になります。
本記事では、生後4か月(120日目)の赤ちゃんと初フライトをした感想や、乗ってみておすすめだと思った座席、フライトの注意点を紹介します。
初めてのフライトは不安でいっぱいだと思いますが、この記事を読んで、できる限りの対策をして、お母さんお父さんの負担が少しでも少なくなれば嬉しいです。
私たちは乗り継ぎを含め、伊丹-那覇、那覇-石垣の往復で、4回フライトを利用しました!
赤ちゃんの情報
飛行機で体調が悪くなる赤ちゃんや、ギャン泣きする赤ちゃんは個人の差も大きい部分なので、私たちの赤ちゃんの情報をお伝えします!
- フライトの時は生後4か月(行き:生後120日目 帰り:123日目)
- 1日の睡眠時間は平均11時間程度
- 眠たい時以外はほとんどギャン泣きしない
- 完母
- おしゃぶりはほとんど使わない
- おもちゃで遊ばない
- 抱っこひもは週2回、3時間程度
フライトの時はちょうど4カ月頃で、首は不安定ですが、うつ伏せの状態でも長い時間首を上げられたり、もうすぐ座りそうかな?という状態でした。
1日の睡眠時間は11時間程度で、夜にまとめて寝る傾向にあり、18時から5時ぐらいまでで8時間~9時間ぐらい寝て、日中は30分ぐらいの睡眠を繰り返す感じです。
夜は授乳をすれば寝かしつけなくても寝ますが、昼間は抱っこして寝かしつけないと寝ない赤ちゃんです!
日中は起きていることが多く、眠さが限界になったらギャン泣きになりますが、それ以外はほとんどギャン泣きにはなりません。
授乳は夜寝る前に母乳+ミルクを60ml程度上げる程度で、その1回以外は全て母乳です。
完母ですが、哺乳瓶にも慣れているので、ミルクは問題なく飲めます!
おしゃぶりは飛行機に乗ることが決まってから徐々に使い、家では使わず、ドライブ中にギャン泣きしたり、抱っこしてあやすことができない時に使った程度なので、フライトまでに使った回数は5回ぐらいでした。
ギャン泣きになったら吸わないことが多く、機嫌が悪くなってきたかな?ぐらいで使うと、吸って落ち着いてくれることが多かったです。
フライトの耳抜き用に練習したぐらいで、日常的に慣れてはいませんでした!
抱っこひもを着けて歩いている時は泣くことが少ないですが、止まったり、座ったりすると泣くことが多かったので、飛行機の座席に座ったら、不機嫌になることを想定していました。
日中は細切れの睡眠が多く、抱っこしてゆらゆらしないと寝ない赤ちゃんなので、飛行機で寝ることはあまり期待していませんでした!
二人とも育休を取得していたので、どちらも育児には慣れている状態でのフライトでした!
フライト中、赤ちゃんのシートベルトがないので、離着陸の時はできるだけ抱っこひもを付けることを意識していました!
初めてのフライトの感想
日中は立ってあやさないとあまり寝ない子なので、フライト前は全く想像すらしていなかったのですが、4回中4回とも寝てくれて、びっくりするぐらい落ち着いたフライトになりました。
4回目の離陸時に1分程度泣きましたが、それ以外のフライト中はほぼ寝ていて、立ってあやすことは一度もなく、私たちはモニターで動画を視聴できるぐらいの落ち着いたフライトでした。
完全に想定の範囲外で、1回でも寝てくれたらいいかなと思っていたので、嬉しい誤算でした!
私たちの赤ちゃんは、縦抱きで立ちながらあやすと泣き止むことが多かったので、飛行機の座席に座ってから、シートベルトの着用サインが取れるまでが重要な時間でした。
耳抜きのために、離着陸時にミルクが飲めるように授乳をする時間を調整し、ミルクがなくなった場合はおしゃぶりで対応できるように用意していました。
また、念のため授乳ケープも持参し、いつもと違う環境でギャン泣きをした場合に、授乳をして落ち着かせられるようにしていました。
赤ちゃんはコントロールできない部分は多いですが、できる限り対応できるように準備はしっかりしていました!
一度目のフライトの様子
フライト時間は朝の9時頃で、飛行時間は2時間程度でした!
一度目のフライトでは、最後の方に搭乗したので、座席についてから離陸までの時間は20分程度だったと思います。
離陸10分前ぐらいに、写真のように目をつむりながら指を舐め始め、もしかしたら眠るかもしれないと思い、体を少し揺らしていると寝てくれました。
ずっと抱っこひもはしんどいかなと思い、シートベルト着用サインが消えてから膝の上に寝かせると、物音や飛行機の音に反応し、起きてしまうこともありましたが、しばらくするとまた寝てくれました。
着陸する少し前に起き、そのときは高度が1000m程度で、もうすぐ着陸のタイミングだったので、おしゃぶりで問題なく対応できました。
途中で少し起きましたが、1時間30分程度は寝てくれて、奇跡!と二人で喜びました(笑)
二度目のフライトの様子
フライト時間は13時頃で、飛行時間は1時間程度でした!
二度目のフライトの座席に着いたときは、目がばっちり開いていました。
座席についてから離陸までの時間が15分程度で、座ってからすぐに出発してくれたので、離陸までの時間にぐずることもなく、ミルクを飲ませて落ち着かせることもありませんでした。
離着陸の時はできるだけ抱っこひもを着けていたので、ミルクはこんな感じで飲ませました!
離陸の直前にミルクを飲ませ始めると、飲みながらまたうとうとし始めたので、まさか!とは思いましたが、また寝てくれました。
普段、日中に寝ることが少なく、しかも慣れない環境だったので、二度目のフライトも寝てくれて、二人で歓喜しました(笑)
飛行機のエンジン音が寝やすいという意見もありますが、普通に泣いている赤ちゃんが多かったです!
着陸の直前にまた起きたので、おしゃぶりで対応しました!
二度のフライト中はぐずることもなく、落ち着いて過ごしてくれました!
三度目のフライトの様子
フライト時間は11時頃で、飛行時間は1時間程度でした!
三度目のフライトの時は起きていたので、離陸前からミルクを飲ませました。
しっかり目が開いていたので、三度目はやっぱり寝ないかなと思っていると、
ミルクを飲んでいるときに握った手はしっかり持ったまま、寝てくれました(笑)
三度目も寝たので、この子は飛行機で寝れるんだと思って喜んでいたのですが、そこまで甘くはありませんでした(笑)
四度目のフライトの様子
フライト時間は18時頃で、飛行時間は2時間程度でした!
家で過ごしている時は、18時頃の暗い時間になると寝てくれることが多いことと、三回のフライト全てで寝てくれたので、一番寝てくれると期待していたフライトでした。
ですが、座席に着いたときにすでに少しぐずっていて、ミルクをあげるタイミングが早まり、台風の影響で、離陸も10分程度遅れました。
ミルクが無くなる勢いだったので、泣かない程度に少しずつあげていたのですが、離陸し、高度が上がっていくタイミングでミルクを離して、泣いてしまいました。
見ている感じだと、まだ離陸してすぐだったので、耳が痛くて泣いているのではなく、他の原因がありそうでした!
ミルクを飲まなくなり、耳抜きをおしゃぶりでして、座りながら縦抱きであやしていると、1~2分で泣き止み、10分ぐらいゆらゆらしていると、そのまま寝てくれました。
泣いたときはやばい!と思って少し焦りますが、家であやすときと同じく、落ち着いて対応することが重要ですね!
想定していた何倍も落ち着いたフライトになったので、とても助かりました!
フライトの注意点
私たちはネットなどの情報から、主に以下のことに注意していました!
- 保安検査場の通過時間
- 飛行機に乗る時間
- 飛行機の座席
- 離陸と着陸の対応
- 耳抜き
- 近くの方に声をかける
保安検査場の通過時間
赤ちゃん連れの場合、搭乗前に行っておきたいことは、主におむつ替えとミルクの作成ですが、想定外のことが起こりやすいので、出発時刻の1時間前を目安に、保安検査場を通過しておくと良いと思います。
ミルクは搭乗前に授乳室で作ることもできますが、CAさんにお願いすれば、搭乗後に作ってもらうことも可能です。
優先搭乗をし、早めに席に着く場合は、ミルクが冷めてしまわないようにCAさんにお願いした方が良いですが、ぐずられると困るから、最後の方に搭乗したい場合は、授乳室で作っていった方が良いです。
最後の方に搭乗すると、CAさんも離陸の準備で忙しく、すぐに対応できない場合があるようです!
また、搭乗前に寝てくれれば離陸までの時間を落ち着いて過ごすことができ、耳抜きをする必要もなくなるので、寝かせられる自信がある方は、搭乗前に寝かしつけの時間を作ることをおすすめします。
私たちは多分寝ないだろうと思い、寝かしつけることは試しませんでした(笑)
うんちが漏れたり、搭乗前にギャン泣きしていれば落ち着かせる時間が必要なので、時間にはゆとりをもっておくことをおすすめします!
飛行機に乗る時間
飛行機に早めに乗るか、遅めに乗るかはとても重要です。
飛行機に乗ってしまうと、立ってあやすことが難しく、座りながらあやすことが基本となります。
先に乗って、ゆっくりできる方が赤ちゃんも落ち着き、そんなに泣く心配がない場合は優先搭乗を利用した方が良いと思いますが、ギャン泣きをした場合に立ってあやしたい場合は、最後の方に乗ることをおすすめします。
日常であやすパターンがいくつかあると思うので、飛行機の中でも問題なくできるか、できるだけ飛行機の外で過ごす時間を長く取った方が良いかを確認し、搭乗する時間を調整してみてください。
私たちの赤ちゃんは縦抱きで、立ってあやすと泣き止むので、泣いても対処できるようにできるだけ最後に搭乗するようにしました!
初めに乗ると離陸までの時間が30分程度かかり、ミルクを飲ませるまでの時間が長くなります!
飛行機の座席
飛行機の座席は、快適なフライトを過ごすうえでとても重要です。
主に以下のポイントを考慮して、座席を選択することをおすすめします。
- 他の赤ちゃんが泣いていると一緒に泣き出してしまう
- 他の赤ちゃんが泣いていても寝続けることができる
- 泣いている時は立ってあやす
- 座ってあやしても泣き止む
- 中央3席の端の席を取る
泣いているときに立ってあやしたい場合、上の座席表の12番や31番、32番、47番、48番あたりの席に座ると、前後のスペースをすぐに使えるので便利です。
ただ、注意点があり、他の赤ちゃんも同じスペースを使うので、自分の子どもが落ち着いて寝ているときに、泣いている赤ちゃんが近くで泣くシチュエーションになる場合があります。
私たちは4回とも前後のスペースが使える座席を取りましたが、ほとんどの時間、泣いている赤ちゃんが近くにいました!
普段から、他の赤ちゃんが泣いていても寝続けることができていれば、前後に立ってあやすことができるスペースの近くの席がおすすめですが、
泣いている赤ちゃんがいるとつられてしまう場合は、上記の座席からはなるべく離れた方が良いです。
私たちの赤ちゃんは、他の赤ちゃんが泣いていても気にせず寝てくれて、あやすときは立ちたいので、前後にスペースがある座席が良かったです!
座ってあやしても泣き止む場合や、他の赤ちゃんが泣いているとつられてしまう場合は、なるべく中央(21番や40番あたり)がおすすめです!
座席を選択するときに、子どもがいる座席が表示されるので、近くがいいか、離れた方がいいかも選択できますね!
また、3-3-3の9席のうち、どの席を取るかについて、真ん中3席の端の席がおすすめです。
立ってあやしたり、トイレに行ったり、何度も席を立つ場合があるので、できるだけ隣の人の迷惑にならない席が良いのと、赤ちゃんが寝ている場合に隣の人がトイレに行くときに立たなくていい席がおすすめです。
夫婦2人+子どもの場合は、真ん中3席のうち2席にするのがおすすめです!
離陸と着陸の対応
赤ちゃんが一番泣くタイミングと、泣いて困るタイミングは離陸と着陸のタイミングです。
立ってあやすことができれば、泣く前に対応できたり、泣いてもそこまで困りませんが、シートベルト着用サインが出ている間は、泣いていても立ってあやすことができないので、座りながらあやすことが基本となります。
赤ちゃんは自分で耳抜きができないので、離着陸の気圧の変化によって耳が痛くなってしまい、泣いてしまうことがあります。
ミルクをあげたり、おしゃぶりを利用することが耳抜きとして効果的とされていますが、離陸までの立ってあやすことができない時間にミルクをあげすぎてしまうと、離陸の耳抜きとして利用できません。
座ってあやすことができたり、おしゃぶりで落ち着いてくれる赤ちゃんであれば問題ないですが、立ってあやさないと泣き止まない赤ちゃんであれば、
座席についてから離陸までの時間を、できる限りミルクを飲ませずに過ごせるかが重要となります。
離着陸の間隔が短ければ短いほど、飲ませられる量が少なくなるので、離陸と着陸の飲ませる量のバランスも重要です!
高度が安定するまで飲み続けることができるように、普段何分程度で飲み終るかを確認しておくことをおすすめします!
私たちは遅めに搭乗し、できる限りミルクを飲ませずにあやし、哺乳瓶の乳首サイズもわざと小さめにして、ちょっとずつ飲ませるようにしました!
近くの方に声をかける
赤ちゃんが泣くことは仕方がないとはいえ、近くで泣かれると気になるという方はいます。
赤ちゃんの近くの席を避けて座席を取る人はいても、好んで近くの席を取る人はあまりいないですよね。
座席をとる時に赤ちゃんマークを避けて予約する人もいるので、離陸前などの目があったタイミングや、赤ちゃんへの視線を感じた時に、
「泣いてしまって、ご迷惑をおかけしたらすみません」と一声かけておくと、お互いが気持ちよく過ごせる可能性が高くなります。
赤ちゃんの飛行機の搭乗について、子どもが泣くことは仕方がないとは思うけど、泣くものだからと放置している親が嫌という意見が多いので、できる限り誠意のある対応が重要です。
泣かせるな!という意見は子どもだし多めに見てほしいと思ってしまいますが、放置しているのは確かに良くないですね!
飛行機内に持っていくもの
赤ちゃんとのフライトで、飛行機内に持っていった方が良いモノを紹介します!
- ミルク
- おしゃぶり
- おむつ
- おしりふき
- 着替えの服
- おもちゃ
- 除菌グッズ
- 授乳ケープ
- 赤ちゃんが泣き止む動画など
ミルクやおしゃぶりは耳抜きに使うので、必ず準備しておくことをおすすめします。
突然揺れることもあるので、国内線であればできる限りおむつは搭乗前に替えておき、フライト中は替えずに済ませるのがおすすめですが、うんちをすることもあるので、2~3枚はあると安心です。
機内におむつも準備されているようですが、数や種類に限りがあるので、用意しておく方が良いですね!
うんちが漏れると、臭いで周囲に迷惑がかかるので、着替えの服は持っていった方が良いと思います。
おもちゃで機嫌が良くなるのであれば、おもちゃを持っていき、おしゃぶりを床に落としてしまう可能性があるので、除菌グッズがあると安心です。
授乳をする場合や、落ち着かなかったときのために、授乳ケープを持参し、最終手段として、スマホに赤ちゃんが泣き止む動画などがあれば、準備は万端だと思います。
一人で乗る場合は、取り出しやすいバッグが必要です!
生後4か月の赤ちゃんとの初フライトまとめ
赤ちゃんと飛行機に乗る際の注意点やフライトの感想、おすすめの座席を紹介しました。
私たちの赤ちゃんは落ち着いていて、よく寝てくれましたが、他の赤ちゃんや子どもの泣き声はよく聞こえましたし、立ってあやしている方もたくさんいました。
飛行機は普段の環境と大きく変わるので、いろいろな対応ができるように準備をして、それでも泣いてしまったら、慌てずに落ち着いて、いつも通りあやしてみてください。
他の人に迷惑をかけるのが心配で旅行に行きづらいという方も、旅行は赤ちゃんにとって刺激になったり、お母さんお父さんともにリフレッシュするいい機会になります。
飛行機内や旅行中に思い通りにならず、大変なこともあるかもしれませんが、時が経てば良い思い出になり、頑張って旅行に行った当時の自分に感謝するかもしれません。
旅行に行きたいけど心配という方は、ぜひできる限りの準備をして、思い切って赤ちゃんとの旅行を計画してみてください!
予定が変わってしまったり、いつも以上に疲れることもありましたが、とても良い思い出になりました!
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