この記事では、新生児期に気をつけたいことや、睡眠時間、排泄回数、生活リズムについて紹介します!
- 新生児の生活リズムについて知りたい方
- ネットの平均値と異なって不安な方
- パートナーと上手く育児ができていない方
出産が終わって自宅に戻り、新生児との生活が開始すると、いろいろ気になることが出てきます。
昼夜問わず、ずっと泣いているけど、睡眠時間は足りているのかなとか、うんちの回数が平均より少ない、思っているより水分が多い気がするけど、異常はないのかなとか。
ネットなどで調べていても、睡眠時間が平均から大きく離れているとか、正常なうんちよりも水っぽい気がするとか、産後のお母さんはネガティブになりやすく、次から次へと気になることが出てきます。
本記事では新生児の生活リズムや睡眠時間、おしっこ、うんちの回数、新生児期に私たちが気になったことや、気をつけた方が良いと思うことを紹介します。
子どもの体調が気になってしまう方や、他の新生児のことが知りたいという方はぜひ参考にしてみてください!
初めての育児で気になることも多いと思いますが、気にしすぎも良くないので、お母さん自身の体調も気をつけてください!
気になることを健診や保育士さんとの面談時に聞いたので、その内容も紹介します!
新生児の生活リズムと睡眠時間
産後の新生児との生活リズムを調べるときに、上記の生活リズムの目安や平均睡眠時間を調べて、大体16時間ぐらい寝るイメージを持つお母さんが多いと思います。
「16時間寝るってことは、授乳とかおむつを替える時以外は泣くこともあるけど、ほとんど寝ているのかな。」
そんなに寝ない!こんなイメージ通りになったことがない!というのが、私たちの感想です(笑)
新生児は一度に飲める量が少ないため、授乳の回数が8回程度、飲み始める前後の起きてる時間を含めると、毎回30分程度は授乳だけで起きています。
他にもおむつを替えたり、沐浴をしたり、授乳終わりに毎回すぐに寝るわけでもなく、ぐずっている時間もあります。
寝たかなと思っても眠りが浅く、ちょっとした物音で起きる場合も多いので、授乳終わりに毎回すぐ寝て、2~3時間寝る場合じゃないと、16時間はなかなか寝ないのではないかなと思います。
16時間寝てくれる子の場合は、育児がかなり楽だろうなぁと思います(笑)
私たちの子どもの睡眠時間と寝ていた時間帯
産院では預けている時間が多く、記録を付けられなかったので、退院後からつけ始めた睡眠のデータです!
私たちの子どもの場合、新生児期の平均睡眠時間は11時間程度で、短い日は9時間程度、長くて14時間程度でした。
退院してすぐの頃から、日中はほとんど起きていて、21時~6時の時間帯は寝ることが多く、毎日決まった時間に寝てくれたので、親としては生活リズムを作りやすかったです。
個人差もあるだろうし、そこまで気にはしていなかったのですが、睡眠時間の短さについて、産院での健診の時や、市の助産師さんとの面談で聞いてみると、
「個人差が大きいから、ミルクをしっかり飲んで排泄ができていれば、極端に短い時間が続いた場合以外は、時間は気にしなくていいよ」と言っていただけたので、安心できました。
ネットなどの情報は取捨選択が重要なので、気になることは助産師さんなどの専門家に聞いてみてください!
産後のお母さんはネガティブになりやすいので、気にしすぎないことも重要です!
おしっこやうんちの回数
新生児は排泄機能が未熟なため、尿や便の1回の量は少なく、回数が多くなります。
おしっこは1日15~20回程度、うんちは5~10回程度が目安とされています。
うんちの回数は把握できますが、おしっこの回数は、おむつを替えるまでに複数回していることが多いので、実際にはわからないことが多いです。
うんちの回数は5~10回が目安とされていますが、排泄機能が未熟なので、うんちが出ない日があっても、赤ちゃんの機嫌が良く、母乳やミルクをしっかり飲んでいれば問題ないことが多いようです。
私たちの子どものおしっこやうんちの回数
私たちの子どもの場合、おしっこの回数は平均8回程度、うんちの回数は5回程度でした。
おしっこの回数はおむつを替えるまでに複数回していることが多いので、10回は超えると思います。
うんちの回数は少ない日は1回、多い日で7回、出ない日はありませんでした。
新生児のうんちはいい匂いではありませんが、おむつ袋などで処理をしないといけない臭さではありませんでした!
けっこう甘いにおいがします!
新生児期に気になったこと
私たちが新生児期に気になったことを紹介します!
- 睡眠時間がネットに書いてある平均時間とかなり異なる
- お腹がぎゅるぎゅるなっている
- うんちの色
上記に書いた通り、睡眠時間がネットに書いてある平均時間よりもかなり少なかったので、初めは気になりました。
ただ、個人差も大きいだろうし、何より生まれたての赤ちゃんなので、睡眠時間だけが短くても、他に体調が悪い箇所が見当たらなければ、大丈夫だと思い、助産師さんなどにも面談で確認することで気にならなくなりました。
他に気になったところは、生後2週間頃からお腹がぎゅるぎゅるとなることが増え、うんちの色が黄色から緑色や茶色に変わりました。
母乳を増やし、ミルクの種類を変えた時期だったので、しばらく様子をみてみると、ぎゅるぎゅるとなることはなくなり、うんちの色も元通りになりました。
血を吐くなど、明らかに体調が悪い場合はすぐに病院に連れて行った方が良いですが、慌てずに様子を見ることも重要です!
新生児期に気をつけた方が良いこと
- 睡眠時間
- 夫婦間の育児に対する認識とコミュニケーション
- 気にしすぎないこと
厚生労働省の調査では、ひとり親になった女性の4割は子どもが0~2歳のときに離婚しています!
どれだけ仲が良い夫婦でも、環境がガラッと変わって、関係が悪化しやすい時期なので、注意が必要です!
睡眠時間
お母さんは産後ホルモンバランスが乱れ、イライラしやすくなったり、気分の浮き沈みが激しくなります。
そんな状態で、授乳や夜泣きなどで睡眠時間が短くなると、さらに感情のコントロールが効きにくくなります。
お父さんが働いている場合、どちらも睡眠時間が短くなり、お互いにイライラしやすくなり、ささいなことで口論になったり、喧嘩が起きやすくなります。
健康な心身の状態を保つうえで、睡眠時間はとても重要なので、睡眠時間が不足して、イライラしやすくなっていると感じたら、どうすればどちらも睡眠時間を確保できるか、パートナーと話し合ってみてください。
環境の変化やホルモンバランスの乱れなど、どちらもイライラしやすい時期なので、いつも以上に言葉選びなどが重要です!
パートナーが育児休職を取得できれば、夜間はミルクにして交代で寝ることができ、睡眠時間を確保しやすいのでおすすめです!
夫婦間の育児に対する認識とコミュニケーション
夫婦になったとはいえ、お互い別の家庭で育ち、お互いの価値観があるので、育児のやり方が一致することはなかなかありません。
お母さんが気にしていることでも、お父さんからしたら気にならないこともありますし、その反対もよくあります。
そこで一方の価値観を押し付けてしまうと、揉めやすくなります。
例えば、赤ちゃんが泣いていると、どうしても気になるからすぐにあやしたいお母さんと、赤ちゃんは泣くものだから、おむつやミルクなど、できることをやっても泣いている場合はしばらく様子を見るお父さんの家庭で、
すぐにあやしてとお父さんに言うと、お父さん側としては、お腹にガスが溜まってたり、対処できない不快感で泣いてる場合もあるから、意味があまりないと感じる行為を押し付けられることになり、不快感に繋がります。
反対に、泣く時は泣くんだからとお母さんに言っても、どうしても気になってしまうお母さんもいるので、パートナーの考えが赤ちゃんにとって危険ではなく、「そういう考えもあるよな。」と思うのであれば、
どうしても気になる自分のこだわりは自分で行い、相手に求めないほうが揉めにくくなります。
もちろん夫婦でコミュニケーションを取って、お互いの納得する形で育児を行えればベストなので、考えが異なった場合、相談してお互いが納得するまでは自分で行うのが良いと思います。
ネットなどの情報の取捨選択も自分の価値観によるものなので、これが正しいではなく、間違っていなければOKぐらいが良いと思います!
気にしすぎないこと
産後のお母さんはホルモンバランスの乱れなどの影響で、赤ちゃんの変化に気付いたときに、「何かあったらどうしよう。病院に行った方が良いのかな。」など、些細なことでもネガティブに反応してしまうことが増えます。
通常であれば冷静に判断できている場合でも、産後という状況や、赤ちゃんを守らないとという責任感から、過剰に反応してしまうことが多くなります。
お父さんは気にならない事でも、お母さんは気になることが増え、パートナーに対して、「全然子どものことを考えてくれていない。」と思い、イライラすることも増えます。
パートナーが鈍感な場合を除き、普段の判断や感覚が信用できるのであれば、お母さんはネガティブになりやすい時期ということを考慮し、パートナーや家族の意見を尊重することも重要です。
気になることをやめるのは難しいと思うので、自分だけでなく、パートナーや家族の意見を取り入れてみてください!
親のメンタルが重要なので、気にしすぎには注意!
新生児の生活リズムや、気になったことをまとめました。
新生児期の赤ちゃんと過ごしてみて思ったのは、親が余裕をもって育児をすることが重要で、ワンオペはかなり厳しいということです。
私たちは育児休職を10か月と4カ月取得し、二人で育児をスタートできたので、睡眠時間も最低6時間は確保し、リフレッシュする時間もありましたが、最初の3週間ほどは口論が絶えませんでした。
お互いが育児や生活リズムに慣れてきたころに口論は減りましたが、これがワンオペだったらお互いにもっと余裕がなく、ひどい状況になっていたのではないかと思います。
もちろん個人差があると思いますが、子どもが0~2歳の離婚率が高いことからも、夫婦のコミュニケーションがより一層重要な時期だなと思います。
一人目は特に二人とも慣れておらず、初めての体験が続くので、ぜひ余裕をもって育児をスタートできるように、産後の準備や制度の活用を検討してみてください。
ワンオペだからこそ利用できる制度もあるので、一人で抱え込まず、使える制度はフル活用しましょう!
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