
この記事ではワンワールド世界一周旅行航空券のルールや、実際に利用して感じたメリット、デメリットを紹介します!
- ワンワールド世界一周旅行航空券について知りたい方
- 複数の国に旅行したい方
- お得にビジネスクラス、ファーストクラスを利用したい方
一度の旅行で複数の国をお得に訪れることができ、自分だけのオリジナルな世界旅行を計画することができる世界一周旅行航空券。
自由に旅行先を計画できる一方で、わかりづらいルールがあり、使って見たいけどよくわからなくて悩んでいるという方も多いと思います。
そこで本記事では、世界一周旅行券の情報やルール、私たちが実際に利用して感じたメリットやデメリットを紹介します。
この料金で世界一周旅行ができるの?と思うぐらいの安い料金で世界旅行を計画することができるので、ぜひ参考にしてみてください!



初めは詐欺だと思うぐらいの安さだったので、時間に比較的ゆとりがある学生の方にもおすすめです!



ビジネスクラスもお得に利用できるので、いつか乗ってみたいと思っていた方にもおすすめです!



記事内の情報は2025年4月時点の情報なので、料金やルールは変更される場合があります!
世界一周航空券の基本情報


世界一周旅行航空券は3種類あり、ワンワールド世界一周旅行航空券はそのうちの1種です。
- ワンワールド世界一周航空券
- スターアライアンス世界一周航空券
- グローバル・エクスプローラー世界一周航空券



JALが加盟しているアライアンス(航空会社のグループ)はワンワールドで、ANAはスターアライアンスに加盟しています!



グローバル・エクスプローラー世界一周航空券はワンワールドが販売していますが、いくつか違いがあります!
ワンワールド世界一周航空券は訪れる大陸の数とフライトクラスで料金が決まり、スターアライアンスとグローバル・エクルプローラーは飛行機で移動する距離とフライトクラスで料金が決まります。
どの国に行くかと、利用するアライアンスによって、直行便を使えるか、乗り継ぎになってしまうかが大きく変わってくるので、旅行の計画が決まってから利用するアライアンスを決めるのがおすすめです。



どちらのアライアンスを利用するか決めるときに検討したいポイントは、後程紹介します!
世界一周航空券の料金





私たちが初めは詐欺だと思ったぐらいに安かった、世界一周航空券の料金を紹介します!



通年で料金が変わらないので、GWや夏休み、年末年始などのハイシーズンに利用するとお得に利用できる可能性が高いです!
ワンワールド世界一周航空券
ワンワールド 世界一周旅行券 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
---|---|---|---|
3大陸 | 368,500円 | 787,600円 | 1,204,000円 |
4大陸 | 390,100円 | 936,500円 | 1,419,000円 |
5大陸 | 460,700円 | 1,074,300円 | 1,644,300円 |
6大陸 | 533,500円 | 1,173,900円 | 1,794,200円 |
燃油サーチャージ・諸税(空港施設利用料・空港諸税・保険料)等が別途必要となります。
どの航空会社、どの空港を利用するかによって、諸税の金額は変わります。



ワンワールドのサイトで、予約できるフライトや料金などの確認ができます!



私たちの場合は、ビジネスクラス3大陸(787,600円)+諸税(8回のフライト)で、919,190円/人でした!
90万円と金額だけみると高額ですが、ビジネスクラスの飛行機に最大16回乗れることを考えると、とても安いです。
JALなどの航空会社のサイトでビジネスクラスの料金を検索すると、1都市の往復のみで同じような金額になることが分かります(羽田-ニューヨークのビジネスクラス往復で安くても70万円程度)。
エコノミークラスの料金も16回乗れることを考えると安いですが、通常の航空券の料金を考慮すると、ビジネスクラスやファーストクラスのほうがより割安とされています。



ビジネスクラスだと移動で体力を消耗しなくて済むので、移動日も元気に観光を楽しめるなど、金額に見合うメリットが多くあります!
スターアライアンス世界一周航空券
スターアライアンス 世界一周航空券 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
---|---|---|---|
STAR1 (29,000マイル) | 358,900円 | 705,500円 | 1,141,000円 |
STAR2 (34,000マイル) | 422,700円 | 822,000円 | 1,344,000円 |
STAR3 (39,000マイル) | 494,600円 | 958,900円 | 1,504,800円 |
こちらもワンワールド世界一周航空券と同様に、燃油サーチャージ・諸税(空港施設利用料・空港諸税・保険料)等が別途必要になります。
各クラスの最低料金を比較するとワンワールドに比べて安くなっていますが、スターアライアンスは距離によって金額が変わるため、どちらを予約すれば安くなるかは旅程によって変わります。



訪れる大陸数のみで金額が決まる、ワンワールドの方が分かりやすかったという口コミが多かったです!
ワンワールド世界一周航空券のルール





自由に旅先が決められるとはいえ、わかりづらいルールがいくつかあるので解説します!
世界中のどの都市にも行けるわけではない
世界一周航空券とはいえ、どの都市にも行けるわけではありません。
最大で利用できるフライト数(16回)が決まっていて、何回でも飛行機を利用できるわけではないため、訪れることができる国の数は制限があります。
また、アライアンス(航空会社のグループ)は、ワンワールドとスターアライアンスで異なるので、それぞれのアライアンスに参加している航空会社の就航便があるところにしか行くことができません。
例えば、ニューヨークやロンドンなどの大都市を訪れたい場合は、JALやANA以外にもカタール航空やシンガポール航空など、多くの航空会社が就航しているので、どちらのアライアンスを利用しても訪れることは可能です。
反対に、就航している航空会社が1社のような小さい都市へは、その航空会社が参加しているアライアンスの世界一周航空券でしか行くことができません。



絶対にこの国は外せないという国に訪れることができるかを初めに確認して、どちらのアライアンスを利用するか決めるのがおすすめです!
大西洋と太平洋を横断しなければいけない
世界一周航空券とはいえ、何十カ国を訪れないといけないわけではありません。
世界一周航空券の「世界一周」の定義は、「旅行中に大西洋と太平洋をそれぞれ横断し、出発地に戻ること」です。
そのため、世界一周ではなく、地球を一周するというほうがイメージしやすいと思います。



西回りか東回りかはどちらでも問題ないので、旅行の時期などによって選択することができます!
旅行期間とフライト区間



世界一周航空券では、旅行期間と利用できるフライト数が決められています!
旅行期間 | 世界一周航空券 | ワンワールド世界一周航空券 | スターアライアンス
最低旅行日数 | 10日以上 | 10日以上 |
最大旅行日数 | 1年 | 1年 |
フライト数 | 世界一周航空券 | ワンワールド世界一周航空券 | スターアライアンス
最低フライト数 | 3回 | 3回 |
最大フライト数 | 16回 | 16回 |
上記のルールに加えて、ワンワールド世界一周旅行では、北米では6区間、それ以外の大陸では4区間と、大陸ごとにフライト数が決められています。
そのため、16回のフライトのうち、北米やヨーロッパのみで10回利用する、などの1つの大陸に偏った利用はできなくなっています。
フライト数 | アジア | ヨーロッパ | アフリカ | 北米 | 南米 | オセアニア |
---|---|---|---|---|---|---|
16区間 | 4区間 | 4区間 | 4区間 | 6区間 | 4区間 | 4区間 |



モロッコやエジプト、ヨルダンなどの北アフリカ・中東はヨーロッパ大陸として、ハワイ、中米、カリブ海諸国は北米として扱います!
また、直行便がなく、乗り継ぎを利用する場合、2区間利用したことになります。
例えば、羽田→カタール→ロンドンのような乗り継ぎをした場合、1区間ではなく、2区間としてカウントされるので、16区間ぎりぎりになる場合は、乗り継ぎ便にも注意が必要です。



基本的に一度出た大陸にもう一度入ることはできませんが、北米-南米、ヨーロッパ・中東-アフリカの移動では例外があります!
到着地と出発地が異なってもOK
世界一周航空券は鉄道などの陸路を利用し、到着地と出発地が異なる旅程を計画すること(オープンジョー)も可能です。
ヨーロッパなどの鉄道を利用した方が早く移動できる場合、フランスに到着して、次回のフライトをフランス以外の国からとすることが可能です。
ワンワールド世界一周航空券では、オープンジョーの区間もフライトの1区間としてカウントされるので、損に感じるかもしれませんが、以下の場合は大きなメリットになります。
- 就航便がない場所を訪れる時
- 乗り継ぎをしないといけない時
- 複数の国を鉄道で訪れることができる時
- 時間を節約したい時
就航便がなく、鉄道でしか訪れることができない国や、複数の国を鉄道で移動できる場合はとても便利です。
例えば、同じ大陸内にあるA~Dの4カ国を訪れたい場合、Aの国に飛行機で到着し、Dの国まで鉄道で移動できる場合、飛行機で移動する場合は直行便の場合でも3区間となりますが、鉄道の場合は1区間となります。
直行便がない場合は時間もかなりかかりますし、乗り継ぎの場合も1区間となるため、時間やフライト数の節約として有効です。



ヨーロッパのシェンゲン協定加盟国間の移動では、出入国検査なしで移動できるので、鉄道を利用すると移動が楽で、時間も短縮できます!



同一国内で到着する空港と出発する空港が異なった場合(アメリカのJFK空港とリバティー空港など)でも、1区間としてカウントされます!
旅程の変更やキャンセル
ルートを変えずに、日程のみを変更する場合は無料です。
ただし、諸税の変更や為替などの関係で数千円程度かかることがあります。



私たちは2回ほど日程を変更し、1度変更するごとに、1人当たり3000円ほど追加料金が発生しました!
ルートを変更する場合の変更手数料は、125USドルに設定されています。
手数料がかかるので、なるべく予約した旅程から変更しない方が世界旅行にかかる金額を抑えることができます。
ただ、為替にもよりますが2万円かからない程度で変更でき、比較的気軽に変更できるのはありがたいです。



変更手数料は変更する区間が1区間でも複数でも125USドルなので、変更がある場合はまとめて行うのがおすすめです!



フライトの変更だけだと簡単ですが、ホテルの予約などをした後に変更する場合は大変なので、事前に入念に計画するのがおすすめです!
出発前のキャンセル料は、エコノミーで運賃の10%、ビジネス・ファーストで運賃の5%となっています。
出発後のキャンセル料は、使用区間の正規運賃額と世界一周運賃の差額を返金してもらえます。
ただし、世界一周航空券は割引運賃のため、1区間でも使ってしまうと、払い戻しを受けられないケースが多くなっています。



出発後のキャンセルは損になる可能性が高いので、一時中断として、日本までの航空券を別途購入し、期間を空けて再開することもできます!



最短ルートに変更して、世界一周を完結させる方法もあります!
世界一周航空券のメリット





世界一周航空券のメリットを、実際の体験談を交えながら紹介します!
フライト代が安くなる
ワンワールド世界一周航空券の3大陸のエコノミーの料金は368,500円、ビジネスクラスは787,600円、ファーストクラスは1,204,000円です(燃油サーチャージ・諸税別)。
最大で利用できるフライトが16区間なので、16区間利用した場合のそれぞれ1区間当たりの料金は下記となります。
エコノミー | 約23,000円 |
ビジネス | 約50,000円 |
ファースト | 約75,000円 |



通常の料金と比較するために、羽田-パリのチケットの料金(フライトの6か月前に検索した料金)を調べてみました!
エコノミー | 47,500円(95,000円) |
ビジネス | 305,000円(610,000円) |
ファースト | 1,686,500円(3,373,000円) |
世界一周航空券は片道フライトですが、通常は往復チケットで予約する場合が多いので、往復チケットの料金÷2と比較してみます(片道チケットを取得する場合は高額になるため)。
16区間利用した場合の1区間当たりの料金と、通常のチケットの料金のそれぞれのクラスの倍率は以下となります。
エコノミー | 約0.48倍 |
ビジネス | 約0.16倍 |
ファースト | 約0.04倍 |
エコノミーも通常の料金と比較してお得になっていますが、ビジネスやファーストは信じられないぐらいのお得さです。
16区間すべて使いきれない場合もあると思うので、10区間として比較してみます。
エコノミー | 約37,000円 |
ビジネス | 約79,000円 |
ファースト | 約120,000円 |
エコノミー | 約0.78倍 |
ビジネス | 約0.26倍 |
ファースト | 約0.07倍 |
エコノミーの倍率はかなり高くなってしまいましたが、ビジネスやファーストはまだまだお得です。
ファーストクラスについては設定されていない路線もあるので、ビジネスかファーストで迷っている場合は、旅程を確定してから決めるのがおすすめです。



ファーストについては、1回分のフライト料金を比較しても世界一周航空券の方が安いですね!



エコノミークラスもお得ですが、ビジネスクラスやファーストクラスのお得さに目が惹かれます!
滞在費を安くできる(ビジネス・ファースト)
エコノミークラスもお得ですが、ビジネスクラスやファーストクラスの方が、通常の料金と比較した時によりお得だと紹介しました。
ビジネスクラスやファーストクラスを利用した時に、さらにお得感を強めてくれるのが、滞在費を安くできることです。
エコノミークラスだと移動で体力を消耗するので、移動日に観光できる範囲が狭くなってしまったり、時間的に夜からの便に乗りたいけど、移動がしんどいからホテルで休んで、朝に移動を開始ということもあると思います。



長距離便になると、移動のための体力が必要になりますよね!
ビジネスクラスやファーストクラスだと、フルフラットのベッドで眠ることができ、機内でしっかり休息を取ることができるので、夕方まで観光し、夜の便で移動するスケジュールを組みやすくなったり、
移動日もしっかり観光できるので、エコノミークラスで移動するときと比べて、滞在日数を少なくすることも可能です。
空港のラウンジを利用でき、ごはんを食べたり、シャワーを浴びることもでき、機内のごはんも美味しいので、ホテル代だけではなく、食事代なども安くすることができます。
エコノミークラスとビジネスクラスの価格差は3大陸で40万円程度で、例えば、5都市滞在で毎回ホテル代(40,000円)を1泊減らすことができたら20万円なので、差額は20万円となります。
航空券の価格差はありますが、機内で快適に過ごすことができ、滞在費を安くできるのは大きなポイントです。



過去10回ほど海外に行ったことがあり、全てエコノミーでしたが、ビジネスクラスの移動に感動しました!



エコノミークラスの移動は体力が必要ですが、ビジネスクラスの移動はフライトが楽しみになるぐらい快適でした!
ハイシーズンでも料金が変わらない
航空券やホテルの料金はハイシーズンが高くなるので、高い料金でベストシーズンに行くか、ベストシーズンではないけど安い料金で行くか、時期に悩むことがあると思います。
世界一周航空券はハイシーズンでも料金が変わらないので、料金で時期を選ぶ必要がなく、行きたい時期に旅行に行けます。
日照時間が長く、観光がしやすい時期や、見てみたいイベントの時期、オーロラが見られる時期、買い物目当てにセールの時期など、自分なりのベストシーズンに料金差を考えずに行けるのは大きなメリットです。



休みが取得しやすい時期は料金が高い!ということが無いので、旅行を計画しやすいです!



仕事が比較的落ち着いている時期を狙えますが、ベストシーズンだとホテル代は高くなります!
マイルが貯まる
世界一周旅行券は、世界の色々な国に行けるとはいえ、一度に支払う料金としては高いですよね。
諸税などを含めると、エコノミークラスが50万円程度、ビジネスクラスは90万円程度するので、飛行機代だけでかなりの金額になります。
ただ、上記でもお伝えしたように、ビジネスクラスだとホテルの宿泊数を少なくできたり、空港のラウンジを利用し、食事代を少なくすることができたりするので、フライト代以外の料金が安く済みます。
また、世界一周旅行券で搭乗したフライトでもマイルが貯まります。



旅程やフライトの距離によって得られるマイルは変わりますが、私たちの場合は1人当たり約3万マイル貯まりました!
3万マイルあると、エコノミークラスでシンガポールであれば往復チケット、パリやロンドンであれば片道チケットに必要なマイルになります。
マイルで取得できた次回の航空券の料金が安く済むので、その分を世界一周旅行券から差し引くと、さらにお得感が増します。



マイルをできるだけ貯める場合は、フライトをできるだけ最大限利用したり、距離が出るように旅程を組みたいですね!
世界一周航空券のデメリット





旅行を計画するときに感じた、世界一周旅行券のデメリットを紹介します!
ルールが複雑
世界一周航空券はお得に使えるとはいえ、様々なルールが設定されています。
大陸ごとのフライトの回数制限や、フライトのカウント方法、移動に関する制限など様々で、普段利用することが無いので、わかりづらいルールもあったりします。
ルールを完璧に覚えて、世界一周旅行券を最大限活用して旅行する!ということは難しいので、重要なルールだけをピックアップして旅程を計画し、
旅行可能なルートかの確認はワンワールドのサイトで確認し、最終的な確認は予約時に担当の方にしていただけます。



ワンワールドのサイトで旅程を入力すると、可能なルートになっているかや、どの乗り継ぎ便を利用できるかも確認できます!



個人的にルートを組むのは楽しかったですが、確認事項が多いので、面倒だと感じる方もいると思います!



一番初めに搭乗する飛行機の会社で全ての予約ができるので、特にこだわりがない場合は、初めのフライトはJALにしておくのがおすすめです!
ホテルなどの予約管理が複雑
世界一周旅行券は、旅行代理店が販売しているツアー商品やパック商品ではないので、すべて個人手配となります。
世界一周旅行券は手数料を支払うことで依頼することも可能ですが、ホテルなどの予約や観光地などの予約、旅行する国ごとに、ESATなどの電子渡航認証システムが必要かなどを確認する必要があります。
世界一周旅行なので複数の都市のホテルを検索し、比較して、どのホテルを予約するかを決めなければいけません。



ホテル選びやレストラン選びは、こだわればこだわるほど時間がかかります!



私たちは6都市(21泊24日)に滞在したので、ホテルやレストランを選んで予約するまでに、1カ月程度かかりました!
また、ホテルをキャンセル料無料の金額で予約するなら問題ないですが、キャンセルしない前提で安い料金で予約したい場合、旅程を変更することが難しくなります。
宿泊する日数が多くなり、1日当たりの宿泊料金が合計金額に大きく関わるので、旅程の変更が難しくなっても、キャンセル料なしの安い金額で予約するのか、
旅程を変更できるようにキャンセル料無料として少し高めの金額を支払うのか、予算も考えながら計画することが重要です。



1日5,000円変われば20泊で10万円なので、キャンセル料無料の金額で予約するか、悩ましいです!



私たちは予約時点の旅程から変更する気がなかったので、キャンセルしても返金されないレートで予約しました!
私たちが計画した世界一周旅行





こちらが、私たちが計画した世界一周旅行です!
使用した世界一周旅行券 | ワンワールド (3大陸・ビジネスクラス) |
期間 | 2025年3月26日~4月18日 |
旅行した国 | 6カ国 |
フライト数 | 8フライト |
旅行のルート



日本からニューヨークへ行き、その後はヨーロッパで周遊するプランとしました!



旅行できる日数が24日と決まっていて、アジアは今回の旅行で行けなくても、飛行時間が短く、気軽に行けると思ったので、ヨーロッパをメインとしました!
世界旅行のルート | 大阪(伊丹) ↓ 東京(羽田) ↓ アメリカ(ニューヨーク) ↓ チェコ(プラハ) ↓ イギリス(ロンドン) ↓ オランダ(アムステルダム) ↓ ベルギー(ブリュッセル・ブルージュ) ↓ フランス(パリ) ↓ 大阪(関西) |
オレンジの部分はオープンジョーです。
鉄道の予約を取り、ユーロスターでオランダからベルギー、ベルギーからフランスへと移動しました。



ユーロスターの移動は、またいつか乗りたいと思うぐらい快適でした!
旅のポイント



旅行の予約で意識したポイントはこちらです!
- 買い物を多くする(であろう)国を最後にした
- 観光地のベストシーズンを意識した
- 利用したい航空会社に乗れるルートにした
買い物を多くする(であろう)国を最後にした
私たちは大人2人と赤ちゃん(10か月)の3名で旅行し、赤ちゃんの荷物が多かったので、前半はキャリーケースの空きがありませんでした。
おむつや赤ちゃんのミルク、離乳食など、現地で買っても良かったのですが、慣れたものを使用した方がトラブルなどもなさそうで、その都度買いに行くのも時間のロスだと考えました。
一番多く買い物をする国がどこになるかと考え、パリがメインになると思ったので、パリが最後になる旅程としました。



賞味期限が短いスイーツや、要冷蔵の食品などを買う場合もあると思うので、買い物を多くしそうな国は最後がおすすめです!
観光地のベストシーズンを意識した
今回の旅行の観光地で時期が重要になると思ったのは、オランダのキューケンホフ公園でした。
できるだけベストーシーズンに行くためには、旅行期間中の遅い時期に行きたかったので、西回りではなく、東回りの旅程としました。



一般的に西回りよりも東回りの方が、時差ボケがきつくなると言われていますが、それよりも観光地のベストシーズンを気にしました!



ヨーロッパメインの旅行で、それほど時差は気になりませんでした!
利用したい航空会社に乗れるルートにした
今回は赤ちゃんを連れていたので、エコノミーを3席予約するか、ビジネスを2席とするか悩みました。
50万円程度料金差がありましたが、快適に移動できる点と、空港でラウンジを利用できることなどから、ビジネスクラスを選択しました。
ビジネスクラスだと、航空会社によって機内食やシートの快適さがかなり変わるので、私たちは評価の高かったカタール航空とJALの最新の飛行機に乗れる旅程としました。



カタール航空はビジネスクラスのランキングで、シンガポール航空と毎年1位を競っている航空会社です!



実際の搭乗記も今後アップするので、参考にしてみてください!
世界一周旅行券を選ぶときのポイント





大陸制(ワンワールド)と距離制(スターアライアンス)なので、どちらが安いかは距離といくつの大陸に行くかで変わります!
行きたい国にアクセスしやすい
最も気にしたいのは、行きたい国にアクセスできるか、直行便などで効率良く訪れることができるかです。
加盟している航空会社が異なるので、国ごとにアクセスしやすいかが大きく異なります。
行くことはできるけど、乗り継ぎが多く、時間がかかったり、そもそも行くことが難しい国もあります。



それぞれのアライアンスのサイトを利用すれば、どんなルートで行けるかがわかるので、旅程を確認してみてください!
また、移動のしやすさについて、例えばワンワールドであれば、ヨーロッパの移動はイギリスのブリティッシュエアウェイズがメインとなるので、イギリスに経由することが多くなります。
スターアライアンスはルフトハンザやスイスインターナショナルなどを利用するので、ドイツやスイスを経由することが多くなります。



ロンドンを旅程に入れる場合は、ワンワールドを利用した方が直行便が利用しやすいですが、ドイツを訪れる場合はスターアライアンスの方が利用しやすくなります!
最大のフライト数が決められていて、乗り継ぎも1カウントされるので、フライト数がぎりぎりになりそうな場合や、できるだけ効率良く旅行したい方は、直行便で行ける航空会社がある方を選択するのがおすすめです。



出来るだけ訪れる国の航空会社が多く加盟しているアライアンスを選ぶと便利です!
乗ってみたい航空会社があるか
上記でも少し述べましたが、航空会社によって、飛行機の座席の快適さや提供されるサービスは大きく変わります。
特にビジネスクラスやファーストクラスは、個室型の座席が使えたり、ダブルベッドのように利用できたり、いろいろ調べてみると、この航空会社の飛行機に乗ってみたい!という飛行機があると思います。
ワンワールドではカタール航空のQsuiteや、JALの新型機の350-1000、キャセイパシフィック航空の評価が高いので、利用できる旅程を組むのがおすすめです。
スターアライアンスでは、シンガポール航空やターキッシュエアラインズ、ANAのTHE Roomの評価が高くなっています。



空港のラウンジも航空会社によってかなり変わるので、使ってみたいラウンジを調べてみるのも面白いと思います!



私たちはエコノミークラスしか利用したことが無かったので、JALの350-1000とカタール航空のQsuiteに乗り、快適さに感動しました!
どちらのマイルが欲しいか
世界一周旅行券の利用でもマイルが貯まるので、普段貯めているマイルの航空会社の利用がおすすめです。
世界一周旅行券で貯まるマイルと今までのマイルを合算し、また海外旅行に行ける可能性があります。



マイルが貯まるのはおまけなので、効率的な旅程が組めるアライアンスや、乗ってみたい航空会社を優先するのがおすすめです!
世界一周旅行券を利用した感想


ワンワールド世界一周旅行航空券の利用時の注意点と、メリット・デメリットを紹介しました。
使ってみて感じたことは、とにかくお得に世界旅行ができるので、旅行の日程分の休みを確保できるのであれば、誰にでもおすすめできると感じています。
私たちは赤ちゃんを連れて行きましたが、子どもがいない方が旅程が組みやすいので、まだ子どもがおらず、新婚旅行を計画している人や、学生の方で1カ月程度の時間が確保できる方は特におすすめです。



学生の間に世界を巡る旅行ができれば、今後の人生に大きく影響するような旅ができそうですよね!



エコノミークラスでホテル代や食事代も工夫すれば、100万円程度で世界旅行を計画できるので、学生の方も行けると思います!
普通に予約すると、高くて予約しづらかったビジネスクラスもお得に乗れますし、これだけ飛行機に乗ってこの料金なのかと本当にびっくりします。
私たちは初めてビジネスクラスに乗りましたが、エコノミークラスとの移動の差に驚き、この体験を20代で出来て良かったと感じています。
1年中料金が変わらず、GWや年末年始などを利用していくことも可能なので、いつか世界を巡る旅をしたいと考えていた方、複数の国への旅行を検討している方は、利用を検討してみてください!



私たちが旅行した国の、おすすめのホテルや観光地なども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
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