本記事では関西の桜の名所として有名な、吉野山の混雑状況や注意事項、上千本までの道のりについてご紹介します!
- 吉野山のおすすめスポットや所要時間を知りたい方
- おすすめの服装や注意事項を知りたい方
関西に住んでいれば、毎年桜の時期にお花見の候補に挙がる吉野山。
大阪駅から電車で1時間半程度かかることもあり、少し遠いなと思っていましたが、今年(2023年)は雨も降らずに、例年よりきれいな桜が見れるということで行ってきました。
そこで今回は、吉野山の所要時間やおすすめの絶景スポット、おすすめの服装などを紹介しますので、吉野山に桜を見に行く方はぜひ参考にしてみてください!
桜はとてもきれいでしたが、道中はほぼ登山だったので、小さい子どもがいる方や、体力が不安な方は思っているよりもしんどいかもしれません!
道中の写真も載せていますので、どんな道を歩くのか参考にしてみてください!
吉野山観光の所要時間
吉野山の桜は4つのエリアに区分されていて、それぞれ所要時間が異なります!
- 下千本エリア → 1時間程度(約3km)
- 中千本エリア → 2時間程度(約6km)
- 上千本エリア → 3時間程度(約8km)
- 奥千本エリア → 4時間程度(約13km)
所要時間と距離は近鉄吉野駅から徒歩の目安です。
途中でご飯を食べたり、休憩時間を入れると、所要時間はプラス1時間程度かかります。
上千本や奥千本まで行きたいけど、徒歩で行くのは体力的に難しいという方はバスも利用できます。
観桜期限定で、吉野駅から中千本までの臨時バスが運行していて、所要時間は15分程度です。
中千本で下車後、近くの竹林院前から奥千本行きのバスに乗り継ぐことも可能です。
行きはバスを利用して帰りは徒歩で戻ると、疲れにくく、所要時間も短縮でき、桜の絶景スポットを楽しめるのでおすすめです。
高低差もあるので、奥千本までの往復徒歩はかなりしんどいかったです!
下千本エリアはショートカットの道があるので、マップなどで出てくる距離よりは短いです!
観光時の注意事項
吉野山に行く際の注意事項を紹介します!
登山をする想定で観光に行く
私たちは吉野山は桜が綺麗な場所ぐらいにしか思っていなかったので、吉野駅から少し歩いて、これは登山かもしれないと悟った時は絶望しました。
距離もそれなりにありますが、標高差もあり、下千本と奥千本での標高差は500m程度なので、かなりしんどかったです。
普段運動している男性であればそこまでしんどくないかもしれませんが、私は上千本に着いたときはヘトヘトでした(笑)
吉野駅から下千本までの道で後悔している人や険悪なムードのカップルも見かけたので、歩きやすい靴や動きやすい服を着て、登山だと想定して訪れることをおすすめします。
桜の情報だけでなく、道程も調べて、観光するか考えてみてください!
動きやすい服で行く
本格的な登山服や装備の人も多く、ステッキで登っている人も良く見かけました。
ハイキングや登山用の服がなくても、できる限り動きやすい服装で訪れるのがおすすめです。
私たちはスラックスやスカートを履いていたので、動きにくく、しんどさが増しました。
靴はスニーカーなどの歩きやすい靴を履き、砂道も歩くので、汚れてもいいような靴がおすすめです。
歩いていると暑いですが、標高が高い分、止まっていると寒いので、上の服は脱ぎ着しやすいパーカーやカーディガンがおすすめです。
スカートやヒールできている人も少なくありませんでしたが、辞めた方が良いです!
トイレが少ない
吉野山は各所に公衆トイレが設けられていますが、観桜期だと、どこのトイレも行列になっていました。
次のトイレまで我慢することが何回かあり、トイレの間隔はそれなりに空いているので、小さい子どもがいる方は早めにトイレをさせておくのがおすすめです。
公衆トイレは、吉野駅、下千本駐車場、ケーブル吉野山駅、蔵王堂、中千本操車場、花矢倉展望台近く、高城山展望台近く、金峯神社にあります。
駅のトイレは、列車の出発時や到着時はかなり混んでいたので、出発前に乗ろうとすると間に合わないかもしれません!
桜の見ごろの時期が異なる
吉野山の桜は、下千本から奥千本までの4つのエリアに分かれています。
標高もそれぞれ異なり、気温も異なるので、見頃の時期は多少前後します。
下千本から先始め、中千本→上千本→奥千本の順に桜が見頃を迎えます。
体力に自信がないから、下千本を見に行こうかなと予定していて、上千本の見ごろの時期に行ってしまうと、下千本は葉桜になっている可能性があります。
どのエリアの桜を見るか確認し、見頃の時期は間違えないようにしてください!
柿の葉すしの有名店 ひょうたろうは予約が必須
吉野山のご飯屋さんで、柿の葉すしの有名なお店がひょうたろうです。
テイクアウト専門なのと、食べログに予約不可と記載されていたので、当日買おうと思っていましたが甘かったです。
当日行ってみると、予約分で売り切れと書かれていました。
予約できないはずでは?と思いましたが、公式HPを見てみると、観桜期の予約は1カ月ほど前から受け付けていました!
当日分の販売もありますが、時間指定で販売され、数分で売り切れていたので予約は必須です。
眺望の良いレストランでご飯を食べたい方は、やっこさんがおすすめです!
上千本までの道程を紹介
私たちが吉野山に訪れた日時や天候はこちらです!
- 日時:2023年4月1日(土) 11時
- 開花予想:下千本~上千本まで満開
- 天候:晴れ
- 最低気温:7.9℃
- 最高温度:25.1℃
例年より早く開花し、下千本~上千本まで満開日が重なり、絶好のお花見日和だったため、かなり混雑していました!
それぞれの道程を写真を交えながら紹介していきます!
吉野駅から下千本までの道のり
訪れた日は天気も良かったので、吉野駅周辺の桜だけでも十分きれいでした。
屋台や出店が多く、柿の葉すしなどもありました。
下千本まではケーブルカーもありますが、七曲坂はショートカットできる道が多く、MAPで見る所要時間よりは短くなります。
下千本に向かうとき、左手の道路より、ケーブルカーのほうの道を進むとショートカットできます!
七曲坂を上っていくと、下千本のエリアに入ります!
上り切ったところに無料の休憩所があり、そこから見る桜がとてもきれいでした。
七曲坂は行き(上り)はショートカットして、帰り(下り)は道路に沿って歩けば、疲れずに桜を楽しむことができます。
下千本まででも、きれいな桜は十分見れました!
下千本から中千本までの道のり
下千本から中千本までのエリアはご飯処や出店、神社などが多数あり、最も混雑しているエリアです。
吉野葛を使った葛餅や、柿の葉すしは多くのお店で販売されています。
体力が不安な方は、このエリアで一度休憩し、上千本や奥千本を目指すのがおすすめです!
中千本から上千本までの道のり
中千本から上千本までの道は急な坂が増えてしんどさも増しますが、その分標高が高くなっているため、見下ろせる桜が増えてきれいな景色が見えるようになります。
道のりは息が上がるぐらいきつくなるので、道端で休憩されている方も多くいました。
中千本から上千本までの道は急な坂が多かったです!
上千本まで上るとさらに視界が開け、圧巻の景色が広がります!
上千本展望台や花矢倉展望台などの丸太や木の幹に座り、絶景を見ながらランチしたり、休憩ができます!
所々に公園もあるので、展望台が混雑していれば、公園でお花見したり、休憩するのも良いですね!
吉野山に桜を見に行った感想
吉野山に行った感想は主に次の3つです!
- 遠くても桜を見に行く価値あり
- 晴れの日に行かないと感動が薄れ、道中もしんどくなる
- 登山をするぐらいの意識で訪れた方が良い
桜はもちろんきれいですし、美味しいご飯屋さんや和菓子もあるので、桜以外も楽しめます。
景色は天候によって見え方がかなり変わり、絶景スポットやショートカットできる道など、舗装されていない砂利道も多いので、当日や前日に雨が降ってしまうと、しんどさがかなり変わります。
後は何度も繰り返していますが、傾斜もきつく、距離もあるので、登山ぐらいの意識で訪れた方が良いです。
体力的にはかなりきついですが、その分きれいな景色を見られるので、ぜひ一度吉野山の桜を見に行ってみてください!
おすすめの旅行先の記事や、同棲に関する記事も書いているので、ぜひ参考にしてみてください!
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